スチール棚及びスチールラック本体にいろいろな部材がオプションで用意されています。
スチール棚本体を組み立てた状態で稼働できる移動・稼働棚にすることができるのがキャスターの部材です。
スチール棚は、耐荷重別に軽量棚、中軽量棚、中量棚、スチール書架などがありますが、キャスターが取り付けられる棚は、軽量棚(耐荷重120kg/段)のみのオプション部材となります。
中軽量棚・中量棚タイプにも対応できる台車等の部材がありますが、施工業者による施工が必要なため通常販売しておりません。
取り付け方法は、スチール製のアングル(支柱)にはめ込む「ベースプレート」の替わりにキャスターを取り付けるだけで、いたって簡単です。
キャスターは、その直径により、50mmφキャスターおよび70mmφキャスターの種類があります。
※φとは、直径を指します。
また、スチール棚を稼働させないようにするためのストッパーが付いているもの(ストッパー付きタイプ)や、ストッパーが付いていないもの(自在タイプ)の種類があります。
70mmφのキャスターは、直径が大きいだけに、多少の重量でも動かすことができます。
あまりに重量物となると、キャスターがつぶれたり、キャスターが効かずにスチール棚が動かなくなることがありますので注意が必要です。
基本的には、スチール棚1台につき、ストッパー付きのものと、自在タイプのものを、2個ずつ使用します。
キャスターは床に傷が付きにくい、ゴム素材でできています。