スチール棚のなかで、本・書籍を収納することを想定しているスチール書架には、単式と複式というカテゴリ分けが存在します。
単式のスチール書架は、いわゆる一般的な4本支柱から構成される壁際に寄せて設置するスチール棚です。
壁面での使用が前提であるため、壁面書架とも呼ばれます。
一方、複式のスチール書架は、壁面ではなく、部屋の中ほどでの使用を想定しているスチール棚です。
スチール棚本体の奥行側からみて、両側・両面からの出し入れができる書架が複式タイプとなります。
連結しない単体のスチール書架で考えると、単式と複式の違いは以下のとおりとなります。
- 棚板の数が単式1に対して複式は2となり、倍の有効段数となる
- 支柱は、単式が4本、複式は6本となる
- 複式1台は、単式を背中合わせで2台設置するものと比べ奥行サイズが狭まる